【2018春版】TVドラマをできるだけたくさん見て感想を書くブログ

脚本家目線で2018年春のTVドラマをできるだけたくさん見て感想をまとめます!

2018-01-01から1年間の記事一覧

ラブリラン③(2018/4/18放送):”新感覚”の正体は「古代エジプトドラマ」

15年間の幼馴染・鷺沢への片想いをこじらせた結果、30歳にして男性経験のない南さやか。「私なんてどうせ・・・」と、恋愛というリングにあがることを拒否し続けてきた。そんなある日、さやかが目を覚ますと目の前には、見知らぬ男が。「どういう事?いった…

シグナル②③④(2018/4/17, 2018/4/24, 2018/5/1放送):非日常をどう受け入れさせるか、それが問題

一つ事件が一件落着したので第2回から第4回をまとめて書く事にしました。結論から言うと「普通の刑事ドラマ感」が出てきたのが、韓国ドラマのやるせなさを期待していた自分としては少しがっかりした、というのが正直なところ。でも作り手の真剣味が伝わる…

あなたには帰る家がある③(2018/4/28放送):なぜこれを第1話にしなかった!

少し前回の更新から日が空いてしまいました。更新するにはドラマを見なければいけないという至極当たり前の現実の前に少しばかり脅威を感じております。とは言え、まだ少ない読者の方々から悪くない反応を頂いているので、それをモチベーションにまた悪口を…

コンフィデンスマンJP②(2018/4/16放送):悪役のスケールはジャイアン並み

「マジかよ」と目を疑った第1回より、断然面白くなっていました。荒唐無稽さは第1回よりだいぶ抑えられていた点(それでもよっぽどだけど第1回が酷すぎた)、悪役の吉瀬さんも「なぜそうなったのか」という説明があった点、あとは冒頭のシーンがきちんと…

Missデビル①(2018/4/14放送):会社は学校じゃないんだよ問題

斉藤博史は志望していた共亜火災保険に入社でき、希望に満ち溢れていた。しかし、その希望は新入社員研修で打ち砕かれる。研修を担当した人事コンサルタントの椿眞子は、新入社員たちに退職届を書かせると、「50人の新入社員を10人まで減らす」と宣言し、新…

あなたには帰る家がある①(2018/4/13放送):日本のドラマが”個人経営の飲食店依存症”を克服する日はくるのか

原作は、直木賞作家・山本文緒が1994年に発表した同名の長編小説。ある2組の夫婦の日常に潜む、不満やすれ違い…。誰もが共感できるリアルな生活を基にした大人の群像劇でありながら、次々と起こる予想外の展開から目が離せない!また、クスッと笑えるユーモ…

シグナル①(2018/4/10放送):”引きずっている過去”で面白さはある程度保証されるよね

三枝健人(坂口健太郎)は、幼い頃に起きた女児誘拐殺人事件で、被害者の女子児童を連れ去った謎の女を目撃。そのことを警察に訴えるものの相手にされず、15年後、事件は間もなく時効を迎えようとしていた。警察官になった健人は、ある日、廃棄予定の無線機…

コンフィデンスマンJP①(2018/4/9放送):この世知辛い世界で我々は何を信じるべきか

コンフィデンスウーマン(信用詐欺師)のダー子が、真面目で小心者のボクちゃんと、百戦錬磨のベテラン・リチャードと共に、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者達から、あらゆる手段を使って金を騙し取る物語。(Wikipediaより) い…